どうも、まぴおです。
腕時計を買ったけど使うためには何から始めればいいの?という腕時計初心者のために覚えておきたい4つのポイントを紹介していきます。ここだけ読めば今すぐ使い始めることもできます!
時計を買ったらまず確認すべき3つのポイント
- 動作確認
- ベルト、コマ調整
- 時刻合わせ
1.動作確認
まず腕時計が家に届いたら動作確認をしましょう。特にネットショップで買ったものは業者の検品や配送業者の扱いにムラがあるため、色々とイジる前に確実に行いましょう。
竜頭(リュウズ) と呼ばれるケース右中央にあるつまみを一番奥まで押込みます。すると、秒針があるタイプでしたら動き始めると思います。分針だと少し分かりづらいかもしれないので数分放置してください。どちらのタイプも数分間、針が時間通り動いたか確認し、問題なければOKです。下記のような症状がある場合は購入店舗に確認しましょう
- 秒針が特定の位置で行ったり来たりしている。
- 秒針が12の位置に行ったタイミングで分針が動かない
時計は中の部品が複雑に組み合わさって完成しています。そのどれかが噛み合わないだけでうまく動かないため、少しでもおかしいと思ったら連絡するほうがいいでしょう。Amazonなどでは30日間の返金保証がついているので気兼ねなく相談可能です。
2.ベルト、コマ調整
時計が正常に動作することが確認できたら、実際につけるためにベルトの調整をしていきましょう。
穴が空いているベルトタイプのものであれば自分の腕周りに合わせて装着するだけでいいのですが、金属のバックルタイプの場合は「コマ調整」の必要があります。数珠(じゅず)つなぎになっているコマと呼ばれる部品の数を調整することで腕周りの長さに合わせることができます。
コマ調整を行うには
コマ調整を行うには中心のピンやバネ棒と呼ばれるという細いピンを外す必要があるのですが、それぞれ専用の工具がないとなかなか難しいです。ベルト本体に目立つ傷をつけてしまったり、ピンを折ってしまうこともあるので、不安な方は時計屋さん等に持ち込んで調整をお願いしましょう。ジョイフル本田のようなホームセンターでも対応してもらえます。
自分で調整したいという方は専用の工具を用意しましょう。ダイソーでも取り扱いのある店舗があります。(200~300円商品だった気がしますが)楽天やAmazonといったネットショップでも買えます。詳しいやり方については今度別の記事にて詳しく紹介していきます。
3.時刻合わせ
最後に時刻を合わせていきます。時刻合わせに関しても知らないうちに誤った操作をして時計の部品を痛めつけていることもあるのでしっかり確認しましょう。
時刻合わせ
まずリュウズと呼ばれる部品を秒針が12時の位置に来たところで手前に引き出します。すると秒針が止まります。(カレンダー付きの場合は引き出しが2段階ありますが、一番最後まで引き出してください。)その後、針を進める方向にリュウズを回していきます。まず、合わせたい時刻の4~5分ほど先で分針を止めます。それから逆に戻す方向に動かし、時計を合わせます。クォーツ時計の構造上、この動きをすることで歯車がしっかり合うので重要な操作となります。
日付合わせ
次にカレンダー付きの場合の日付合わせです。24時間で1回動くカレンダーの車を動かすことになるのですが、その構造上、日付合わせをするときに「操作不可の時間帯」があります。メーカーによって多少の前後がありますが「6~8時ころ」に時針があるときに操作をするのはリスクが高いです。最悪、日付が変わらなくなってしまいます。日付が変わる付近の時刻で動かすことが原因ですので「お昼の12時」に合わせることで問題なく日付を合わせることができます。
0位置合わせ
もう一つ確認しておきたいのがクロノグラフの針の位置確認です。クロノグラフのストップウォッチ機能は右上が「スタート」、「ストップ」右下が「リセット」が基本配置です。リセットボタンを押した際に頂点に針が戻らない場合、0位置がずれています。原因としてはリュウズを引き出したままクロノグラフを操作してしまったりすることがよくあります。このずれた位置を修正するにはリュウズを引いたまま、スタートボタンを押します。すると少しずつ針が進むので根気よく1周分押してもとに戻しましょう。スタートボタンを教えて動かない盤はリセットボタンを押して動くので同様に調整しましょう。
ここまで確認すればもう日常で使う準備は万全です!
メーカーによっては多少の機能の違いがありますので取扱説明書はきちんと読むようにしましょう
まとめ
今回は購入後の動作確認から実際に使うまでに必要な準備を紹介してきました。
最初の動作確認をきちんと行うことで時計自体に問題があるのかを把握し、購入後のトラブルを回避することができます。後々の面倒がかからないようにもぜひ覚えて置きたい知識です。