どうも、まぴおです。
大学生で「おしゃれでみんなと差をつけたい!」人や、社会人で「スーツに合わせて知的に見せたい!」といったきっかけから興味を持ち始める腕時計。
はじめての時計選び、「かっこいい!」だけで選んだけど自分に合わなくていつのまにか引き出しの中に…なんて失敗をした私が、自分にあった時計を見つけるときに確認したい4つのポイントを紹介します。
はじめての腕時計選びで確認したい4つのポイント
- 文字盤の種類
- 文字盤の大きさ
- ベルトの素材
- 機能(防水性、ソーラーなど)
文字盤の種類
腕時計の顔ともいえる文字盤。細かく分けるときりがないですが、デザイン的に大きく分けて3つあります。
- 中3針
- スモールセコンド
- クロノグラフ
・ 中3針
中3針は壁掛けの時計と同じで、中央に「時針」「分針」「秒針」が配置されている一番オーソドックスなデザインです。シンプルなのでスーツをはじめ、どんなコーディネートにも簡単に合わせやすいのが特徴です。その反面、デザインに差別化されるポイントが少なく、時計そのものが目立ちにくくなることがあります。時計だけでなく全身をうまくまとめようと考えている方におすすめです。
・ スモールセコンド
スモールセコンドは「秒針」だけが別の位置に配置されたデザインです。中3針が「センターセコンド」と呼ぶのに対し、「スモールセコンド」と呼ばれています。秒針が小さいので針が動いている様子が中3針ほど気にならず、クロノグラフほどごちゃごちゃしすぎないデザインが特徴です。個人的には中3針が見慣れているのでスモールセコンドをあまり使うことはないですが、時計の針の動きが気になる方にはおすすめしています。
・ クロノグラフ
クロノグラフはストップウォッチ機能がついたデザインです。基本的には中3針の時計に計測用の時、分、秒のそれぞれの小さい盤がついています。多機能であると同時に時計のデザイン自体が幅広く選ぶことができるのが特徴です。しかし、ボタンが3個つくので文字盤が大きいものしか選べなかったり、ごちゃごちゃして服装のバランスが悪くなってしまうこともあります。時計自体を主役と考えている方や、仕事やスポーツで時間計測を行う場面のある方におすすめです。
文字盤の大きさ
ここからは見た目の話だけではなく、実際に着用する上でも気にしておきたいポイントです。大きさの目安は3種類で考えられます。大体カタログやサイトで確認できます。(Amazonの並行輸入品はたまに変な情報が載っていることがあるので注意してください^^;)
- 小さめ ~38mm
- 普通 38~42mm
- 大きめ 42mm~
大きさによる印象の違い
洋服のサイズ感と同様に自分の手首にあったものを選ぶことで「なにか思ってたのと違う…」といった結果になることを防ぐために重要なポイントです。
男としてはやや細めの私の腕です。
ボールペンは比較対象です。
42mmの普通サイズの時計を着用したとき
手首の幅とちょうど同じなので締まった印象を感じさせます。
51mmというかなり大きめのサイズを着用したとき
手首からはみ出しており少し存在感が強めです。ジャケットスタイルでは少し野暮ったく見える印象です。
このように大きさで見える印象がまったく変わって見えるので、「自分のスタイルに合わせたサイズの時計」を選ぶことが大事です。
大きさによるつけ心地
また、腕時計のサイズが大きければ大きいほど、その分重くもなります。50~100g程度の差でも、営業周りで長時間つけている方や運動で大きく腕を動かす場合にはだいぶ疲労感も変わってきます。自分の普段の生活スタイルに合わせてサイズを考えることも重要です。
スーツなどにピッタリ合わせたい方は小さめの時計、オーバーサイズのカジュアルや少し外した感じを狙うなら大きめの時計を探すのがオススメです。最初はどんなときでもつけられる38~42mmのサイズで探したほうがハズレは少ないです。
ベルトの素材
文字盤の大きさと同じくらいつけ心地に影響がある、ベルトの素材にも注意が必要です。
ベルトの種類
ベルトには主に2つの種類があります。
- 金属バックル
- 革ベルト
これら2つの特徴について説明していきます。
金属バックル
金属バックルのメリットは裏側のストッパーをパチっと止めるだけで装着ができるので、着脱はとてもスムーズにできます。ただし、あらかじめサイズを合わせるために、「コマ」と呼ばれるベルトの部品を外す必要があり、専用の工具が必要となります。自分で調節するのが不安な方は事前に調節をお願いするか、お店等に持ち込んで有料でお願いすることになります。
一度合わせてしまえば普段遣いはとても楽チンです。
金属バックルを使用するにあたってもう一つ注意しておきたいのが金属アレルギーです。ネックレスやピアスで肌が赤くなってしまった経験はありませんか?ベルトの材質にはステンレスという金属が使われていることが多く、この材質に含まれるニッケル、クロムといった金属がアレルギーを引き起こしやすいと言われています。そのため金属アレルギーをお持ちの方は注意が必要です。お肌にやさしいシリコンでカバーがされたものや、チタンというアレルギーを引き起こしにくい金属の製品もありますのでそのようなタイプを探すのも検討してください。
革ベルト
革ベルトのメリットはズボンのベルトと同じようにいくつかの穴が空いており、サイズを自由に調整して装着ができるところです。メーカーによってはベルトの交換も可能でカスタマイズ性が高いのも魅力です。そして軽いです。1~5万円くらいの時計でも天然皮革が使われてるので、合皮特有のボロボロ剥がれたりは少ないかと思います。
しかし、注意しておきたいのが少しデリケートな面です。長時間着用してるとシワや型崩れもありますし、雨や自分の汗などによって劣化したりするのでお手入れがその分必要です。外出先での取り外しもバックルタイプに比べるとやや面倒に感じます。
機能(防水性、ソーラーなど)
ここまででだいぶ自分のほしい時計が決まってきたかと思います。
最後に時計の機能を確認してみましょう。
防水性(耐水圧)
日常で使用していると手洗いや突然の雨…といった水没のリスクがあります。水が内部に入ってしまうとガラス面(風防)が曇って見えなくなってしまったり、部品が錆びて時間のズレなどを引き起こし時計自体が使い物にならなくなってしまいます。そのようなことがないように防水のあるものを選んだほうが良いです。いまは防水ではない時計を探す方が難しいかもですが。「WATERRESISTANT」と記載があれば日常生活防水(2気圧以上)はあるのでこちらで問題ないです。水仕事の多い方は「5BAR(5気圧)」「10BAR(10気圧)」のもの選ぶと安心です。
ソーラー機能
ソーラー機能は太陽光で勝手に充電される機能で日中に時計をつけておくだけで電池ぎれの心配がありません。シチズンのエコドライブなどが有名です。カシオのジーショックでもソーラーが多いです。日常でずっとつけている機会が多いのであればソーラー機能がある方が便利です。しかし、エコドライブの機種は一度電池が切れると正常に動くまで2日近くかかる機種もあり、たまにしか使わないでしまっておいたりするといざというときに動いていない…なんてときもあるのでそこは注意が必要です。
まとめ
はじめての腕時計選びで確認したい4つのポイントを説明してきました。安い買い物ではないので、自分の生活に合わせたものをきちんと選ぶことで失敗せずに済みますし、その次の時計はまた違う趣向のものをといった選択肢の幅が広がると思います。みなさんも自分にあった時計を見つけて昨日より少しオトナになった気分の生活を始めてみませんか?